台湾とウクライナでは地政学的に決定的な違いがある。海上封鎖され陸地の拠点を制圧された島国の命運はすでに決まっている。このチェックメイトの状況下で、人間の命を貪り喰らうことで生き延びてきた餓鬼が蠢き出す。やつらは日本に駐留する米軍基地を拠り所に、台湾有事を日本と中国の戦争にすり替える。米国はすでに地球上で最も高度な民主レベルに到達しており、過去の失敗を踏まえ極東における有事に自国民を犠牲にすることはしない。米国はウクライナ同様、日本に対して武器や技術支援は行うが決して直接的な関与はしない。知性が高いのだ。そして日本が最前線で戦うことになる。なぜ日本が戦火に巻き込まれなければならないのか。そうなれば日本は今のウクライナの状況と酷似することになる。そして米国は中国と取引をするだろう。高市早苗の罪は存立危機事態を理由に、ウクライナとロシアの構図をそのまま日本と中国に置き換える主旨を中国に突き突けたことである。高市は、中国の台湾に対する武力介入が発生した場合、その行為が何ゆえに日本の存立が脅かされ、日本国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険であるのかを説明する義務がある。それができないのであれば、高市は自らの発言が極めて軽薄で思慮に欠け軽挙妄動であったことを猛反省し、中国側に謝罪すべきである。そもそも今回の高市早苗の発言自体が日本国民にとって存立危機事態なのである。

 

 

 

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