ご挨拶

ご訪問いただきありがとうございます。ごく簡単に自己紹介をさせていただきます。僕はもうすぐ古稀を迎える老人です。すでに企業勤めを引退し、気が向いた時にひねもすのたりのたりと動画や写真を編集してGetty Images、Shutterstock、PIXTAに提供しています。ふと気が付くと人生の午後も深夜にさしかかり、このあたりでこれまでのお馬鹿な人生を振り返り内省してみるのもいいかなという思いから、Web上でサイトやブログの作成管理が簡単にできるCMSを探していたところ、幸いWordPressという無償のソフトウェアをみつけ早速ホームページを作りFOTOKOLEKTと命名して気まぐれな投稿や写真のアップロードをやってます。FOTOKOLEKTはPHOTOとCOLLECTの造語でエスペラント語です。なぜエスペラントかというと、名称が他と重複しないようにしたかったことと、宮澤賢治が好んで使った言語だったという緩い理由からです。どういった内容にするかでしばらく試行錯誤を繰り返し、なんとか今の内容に落ち着いています。僕には詩人が持つような言葉に対する繊細な感性、知性、技法が元来備わっておらず、表現手段として唯一持ち合わせていたのがたまたま写真しかなかったということもあり、これまでストックしてきた写真の中からその時々の哀しくも愛しい断片をいくつかピックアップしてFOTOKOLEKTに収めるようにしました。こうしたことから、ここに収めた写真や文章は私自身の内面の葛藤や心の軌跡の断片でしかありませんのでとても鑑賞に堪えられるものではないことをご承知おきください。当初は非公開で運用していましたが、他の写真投稿サイトやSNSに投稿していた写真をダウンロードして使いたいといったご要望があり今は一般公開をしています。著作権は持ったままですが、もし必要なコンテンツがございましたら、使用許諾やご連絡等は必要ありませんので、どうかお気軽にご自由にダウンロードいただければ幸いです。もちろん無料です。

(追伸)
Bib Ashleyというハンドルネームですが、これは2013年から始めたFlickrという海外の写真共有コミュニティサイトで使っているものです。当初ハンドルネームはdonkey trampでした。これは中学生の頃に傾倒していたWilliam Henry Daviesの自叙伝”The Autobiography of a Super-Tramp”がモチーフでしたがSuperじゃ格好良すぎるのでこれをdonkeyに置き換えdonkey trampとしました。ところがしばらくしてトランプさんがひょっこり現れたため、さすがにこの名前はマズイということで名前を変更しました。Flickrは限られたフレーズと写真だけを媒体して、どれだけ多くの国々の、どれだけ多くの人々と意思の疎通が図れるかを検証するための実験場でもありました。そうこうしているうちにビュー数も270万件となり、頂いたコメントへの返信もままならず、ちょうど第二の人生の準備に追われ本業の仕事との両立が難しくなった時期とも重なり、睡眠もとれず時差を利用した一日24時間を超える対応が必要な状況となってしまったため2017年10月に一方的にFlickrを休止し多くの心から愛する友人たちから離れてしまいました。とても辛く悲しい経験でした。Bibは赤ちゃんのスタイ、Ashは灰であり阿修羅でもあります。

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